京都大原・寂光院
2012年 11月 12日
入り口から門に行くまでの階段
お茶室
苔や草の生えた小さな門の屋根、お茶庭に入る門のようです。
門
紅葉が映えます
諸行無常の鐘
一輪だけ目を引いたサザンカ
大河ドラマでちょうど清盛の息女が入内して国母となったところが放送されたばかりですが、
そんなこととはつゆ知らず訪ねたお寺がこちら寂光院
<<第3代の建礼門院徳子(平清盛の息女、高倉天皇の皇后、安徳天皇の国母)は、文治元(1185)年9月に入寺し、真如覚比丘尼と称した。そして源平の戦に破れて遠く壇ノ浦で滅亡した平家一門と、我が子安徳天皇の菩提を弔い、終生をこの地で過ごされた。>>とか
こちらのご本尊様は2000年5月の放火と思われる火災で焼け焦げてしまわれましたが、
なんとその体内にしまわれた1000体にもなる小さな仏像全部が、黒焦げになりながらも守られていたとのこと。
ありがたいことに、修復されたご本尊様がちょうど公開されていて、
身をもって守り抜いた姿を拝見することができました。
手を合わせながら、しばらく動けないでいました。
全く信心などない私ですが、涙がこぼれそうになりました。
ありがたや~の気持ちです。
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*** Olympus E-5 ZD ED12-60mm F2.8-4.0 SWD ***