初釜
2012年 01月 08日
今年は辰年、、辰年にちなんだお道具、お正月らしいお道具など、
どんな趣向があるのかしらと、とても楽しみにしていました。
床のお飾りは、なんとも豪華で楽しいものでした。
炭の上に昆布、のし、干し柿、梅干し、結び昆布、後ろにも黒豆や何やらが飾ってありました。
軸は「二龍争珠」・・・二頭の龍が珠で遊んでいたら鳳凰が現れたという古事?から
争というのは、遊ぶという意味だとのこと。
13代圓能斎の花押があります
今回は立礼(りゅうれい)という椅子とテーブルでのお点前で、客としてもとても楽でした。
お道具、、、かなり古い九谷焼の皆具(水差し、柄杓立て、建水がそろいのもの)
柄杓立てにある火箸の頭は、「ちょろぎ」の形です。
後炭用の炭取り、龍の形のものは香合です。
さて、お濃い茶用の主菓子は決まって「花びら餅」 御製は清晨庵
中に牛蒡の甘煮と白みそ餡(裏千家では初釜に必ずこれをいただきます)
今年の新作お茶碗。杉本貞光作の干支茶碗
高台が三つの割高台になっていて、これが龍の爪を表しているということです。
その他にも、お正月らしいお茶碗が揃いました。
棗もあでやかな鶴の模様です。
お薄用のお干菓子は、開けてびっくり玉手箱のようでした。
三段箪笥になっています。
最後にお食事。新宿の茶懐石のお店から出張です。
向こう付けは、平目の昆布締め、何かつぶつぶが入っていると思ったら、数の子をほぐしたものがまぶしてありました。
なんちゃってお酒は、キリンレモン(みんな車ですので(^^ゞ)
今回はお弁当式で、焼き物、煮物、お節風の盛りつけ
煮物椀、、、
今年こそは、ちゃんと勉強しなくちゃと、毎年思っているけれど、、
今年こそはもうちょっと(^^ゞ
長々とみて下さってありがとうございました。
ちょとでも、初釜の雰囲気が伝えられたら嬉しいです。
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反映されるまで時間がかかって申し訳ありませんが、よろしくお願いします。