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花と野菜と器たち

身近な日常、日々の小さな出来事を綴っています


by hicha_atelier

出光美術館へ

なんだかはっきりしない日々ですね。
梅雨が明けたの?って思ったけれど、やっぱり毎日が梅雨のようです。

昨日はいつもお世話になっている陶片木さんと、出光美術館へ行ってきました。

「中国の陶俑」---漢の加彩と唐三彩
出光美術館へ_a0073065_8113651.jpg

夕方6時から、学芸員さんの説明がありました。
とても解りやすく説明して下さったので、興味深く見ることができました。

というのは、
死者とともに入れる人(もっと昔は生きている人間も一緒だったとか?)、生活用品、動物、等のことで、
実際に使うわけではないので、しっかりと焼いたものではないそうです。

お墓は、部屋になっていて、そこに一緒に埋葬されたので、土に埋もれていたわけではなく、
今でも綺麗な形で残っているんですね。

漢の時代の加彩は、素焼き程度に甘く焼いたものにあとから色づけしたもの
唐の時代は、もっと進んで、上釉をかけて焼いたもの

現代に甦らせた唐三彩の色づけ技法を説明するポスターの前で、
陶片木さんと「あーじゃない、こーじゃない」と熱く語ってしまって
周りの人がびっくりしたかも? かも?

チケットにある、笛を持つ少女は、本当に可愛らしい顔をしていますね。
このような楽器を持つ少女が6体並んでいて、まるで女子12楽坊の様ね、、、と楽しく観ました。



さて、夕方の急な豪雨で、電車は止まって(架線水没)、帰りの電車は猛烈に混んで、ぐったりしました。
毎日通勤の皆様、本当にご苦労様です。
何時になったら夏空が拝めるのかしら?
by hicha_atelier | 2009-08-08 09:02 | 日々