出光美術館へ
2009年 08月 08日
梅雨が明けたの?って思ったけれど、やっぱり毎日が梅雨のようです。
昨日はいつもお世話になっている陶片木さんと、出光美術館へ行ってきました。
「中国の陶俑」---漢の加彩と唐三彩
夕方6時から、学芸員さんの説明がありました。
とても解りやすく説明して下さったので、興味深く見ることができました。
俑というのは、
死者とともに入れる人(もっと昔は生きている人間も一緒だったとか?)、生活用品、動物、等のことで、
実際に使うわけではないので、しっかりと焼いたものではないそうです。
お墓は、部屋になっていて、そこに一緒に埋葬されたので、土に埋もれていたわけではなく、
今でも綺麗な形で残っているんですね。
漢の時代の加彩は、素焼き程度に甘く焼いたものにあとから色づけしたもの
唐の時代は、もっと進んで、上釉をかけて焼いたもの
現代に甦らせた唐三彩の色づけ技法を説明するポスターの前で、
陶片木さんと「あーじゃない、こーじゃない」と熱く語ってしまって
周りの人がびっくりしたかも? かも?
チケットにある、笛を持つ少女は、本当に可愛らしい顔をしていますね。
このような楽器を持つ少女が6体並んでいて、まるで女子12楽坊の様ね、、、と楽しく観ました。
さて、夕方の急な豪雨で、電車は止まって(架線水没)、帰りの電車は猛烈に混んで、ぐったりしました。
毎日通勤の皆様、本当にご苦労様です。
何時になったら夏空が拝めるのかしら?