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花と野菜と器たち

身近な日常、日々の小さな出来事を綴っています


by hicha_atelier

雨降りのお茶会

数ヶ月も前から準備していたお茶会、
昨夜からの雨で、どうなることやら、心配された。

一時的にザンザン降りの時もあったが、午後には雨もあがって、
なんとか無事に終わらせることができた。

これが目白蕉雨園の中にある芦葉庵
古い木造家屋で、近代的な生活からはかけ離れた建物
昔ながらの雨戸、ガラス戸、電球、、、もちろんエアコンなどはない
今日のような雨模様でも、動き回っていると汗だくになってしまった
それでも、前は谷になっていて、吹き込む風は涼しい
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今日のお菓子は紫陽花の花に見立てたこれ、 
「手鞠花」 (清晨庵)
菓子器は「琵琶」
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主茶碗は先日ご紹介した、三和休雪の白萩だったが
次客のお茶碗は、これまた凄いものだった
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瀬戸織部 瀬戸六作の一人 茂右衛門の造り
初めて拝見したときは、思わず感嘆の声を上げてしまった。。。うっとり。。

というよりも、、、このお茶碗でお点前をすると思うと、手が震えてしまう。

三客様には久楽造りの赤楽茶碗
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なんとか、間違えずにお点前も済んで
午後から他の席のお客になることができた。

表千家のお点前があった蕉雨園の母屋の一室
こちらは広々として、美しいお庭がまるで一葉の絵のように見える
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お昼の点心はこちら、、、 とても美味しかった
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お茶会は無事に済んだが、
早朝から夕方までほとんど立ちっぱなしのお仕事でちょいお疲れ
家に帰ると、着物を脱ぎ捨てて、しばし転がってしまった。(^^ゞ

緊張の連続でもあったのだが、
こうして色々なチャンスを下さる先生にも感謝感謝だ。
by hicha_atelier | 2008-05-25 22:11 | お茶