雨降りのお茶会
2008年 05月 25日
昨夜からの雨で、どうなることやら、心配された。
一時的にザンザン降りの時もあったが、午後には雨もあがって、
なんとか無事に終わらせることができた。
これが目白蕉雨園の中にある芦葉庵
古い木造家屋で、近代的な生活からはかけ離れた建物
昔ながらの雨戸、ガラス戸、電球、、、もちろんエアコンなどはない
今日のような雨模様でも、動き回っていると汗だくになってしまった
それでも、前は谷になっていて、吹き込む風は涼しい
今日のお菓子は紫陽花の花に見立てたこれ、
「手鞠花」 (清晨庵)
菓子器は「琵琶」
主茶碗は先日ご紹介した、三和休雪の白萩だったが
次客のお茶碗は、これまた凄いものだった
瀬戸織部 瀬戸六作の一人 茂右衛門の造り
初めて拝見したときは、思わず感嘆の声を上げてしまった。。。うっとり。。
というよりも、、、このお茶碗でお点前をすると思うと、手が震えてしまう。
三客様には久楽造りの赤楽茶碗
なんとか、間違えずにお点前も済んで
午後から他の席のお客になることができた。
表千家のお点前があった蕉雨園の母屋の一室
こちらは広々として、美しいお庭がまるで一葉の絵のように見える
お昼の点心はこちら、、、 とても美味しかった
お茶会は無事に済んだが、
早朝から夕方までほとんど立ちっぱなしのお仕事でちょいお疲れ
家に帰ると、着物を脱ぎ捨てて、しばし転がってしまった。(^^ゞ
緊張の連続でもあったのだが、
こうして色々なチャンスを下さる先生にも感謝感謝だ。