3月は吊り釜
2008年 03月 11日
サクランボの花が一遍に満開になって、
ミツバチがぶんぶんと忙しい。
今日はお茶のお稽古だった。
3月は「吊り釜」
いつもは炉の中に五徳を置いて釜を据えるが、
天井から小さめの釜(これは雲龍釜)をつるしている。
釜がゆらゆらして、ちょっと面白い。
お茶の世界は堅苦しそうに思われるが、季節ごとの工夫が、とても面白いのだ。
床の軸は
「桃花笑春風」 とうか しゅんぷうに えむ
花はきぶしと侘び助 花器は耳付き、釉薬の垂れが面白い
今日のお菓子はこれ
御名「蓬莱」・・・不老不死になるという伝説の山 御製「清晨庵」
菓子器に使っていただいたのは花びら型のお皿
これは5枚組で 尖ったところを中心に並べると桜の花になる
中身は「蓬莱五彩雲」(蓬莱山にかかる五色の雲)のようになっている