妻沼聖天山で献茶式
2012年 04月 30日
今日は、埼玉県熊谷市にある妻沼聖天山歓喜院(めぬましょうでんざんかんきいん)で、献茶式がありました。
献茶式は、お茶を点てて仏前(または神前)に供えるものですが、
今回は、聖天山本殿の8年にわたる修復作業終了を記念する献茶式で、
ほんとうは去年の4月に行われる予定でしたが、1年遅れとなりました。
東日本大震災復興支援
妻沼聖天山重要文化財御本殿保存修理工事竣工慶賛
遠州茶道宗家 家元献茶式
献茶奉仕:遠州茶道宗家13世
不傳庵 小堀宗実 家元
というもので、本殿で濃茶の点前がありました。
それも遠州琉の家元ご本人による、読経の中でのお手前、
本当に荘厳な雰囲気ですばらしいものでした。
また、私が習っているのは裏千家なので、
遠州流のお手前はびっくりするほど違っていて興味深いものでした。
全体の流れはほぼ同じなのですが、
袱紗捌き、お道具の扱い方など、全く違うのでびっくりです。
お写真を撮影することはできませんので、
ご紹介できないのが残念です。
こちらは、終わったあとのお道具の様子です。
本殿外壁の彫刻は埼玉日光といわれるくらい豪華なものです。
長年の風雪にほとんど色が無いほどに痛んでいましたが、
とても美しくよみがえりました。
修復作業を行った(株)小西美術工藝社のサイトで美しい本殿をご紹介します。
妻沼聖天山360度パノラマ
彫刻は、左甚五郎作、といわれているそうですが、
実際には4代目か5代目のものではないかとのことです。
眠り猫ならぬ、蝶と遊ぶ元気な猫さんです。
さて、今回、私の車で先生方をお乗せして5人で出かけましたが、
5人も乗るとブレーキを踏んでも利きが悪い感じがしました。
車間距離を充分とって、慎重に慎重に運転しましたので、
いつもよりずっと緊張しました。
このところ、悲惨な自動車事故が多いのでなおさらの緊張です。
無事に済んで良かったです。
先生から、またまたお土産にタケノコをいただいてしまいました。
鍋に入りきらないほどたっぷり、、、今度はどうやっていただきましょう(*^^*)
☆画像はクリックすると大きくして見ることができます☆
*** Olympus E-5 ZD ED12-60mm F2.8-4.0 SWD ***